勉強法について調べてみると「エビングハウスの忘却曲線」という言葉を聞いたことはありませんか?
ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスが「人の記憶は時間経過とともに忘れていく」ことを表したグラフです。このグラフから学習後の復習の適切なタイミングを知ることができます。
「エビングハウスの忘却曲線」のように、勉強法にはある程度”共通のノウハウ”があります。
それを一冊の本にまとめた「「勉強法のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。」の目次と本文を一部引用しながら、勉強法の学び方を考えていきたいと思います。
勉強法を学ぶことがなぜ大事なのか?
「勉強は繰り返し復習することが大事」です。では、なぜ復習が必要なのでしょうか?それは、人間は忘れる生き物だからです。
さらに前述したエビングハウスの忘却曲線を知っていれば、「いつ復習すれば効率よく覚えられるのか」がわかり、勉強効率をアップさせることができます。
私たちは限られた時間の中で勉強していかなければなりません。
社会人の学び直しとなれば、日々の業務や生活の中で時間を捻出して勉強する時間を生み出すことでしょう。
人間の脳のメカニズムに沿って勉強することで、勉強効率は上がります。
「勉強法」を学べば、効率よく学習することができます。
自分に合った勉強法を試行錯誤しながら、量を積み重ねていく
しかしひとえに「勉強法」と言っても巷ではあらゆる方法が提唱されており、どれを実践すればよいか悩んでしまいます。
権威ある先生が「この方法がいい」と提唱していても、また別の先生がそれを否定したり。
具体的な勉強法ベスト8
本当に大切な8つの基本ルール
第1位 繰り返し復習する
第2位 「目的」と「ゴール」を明確にする
第3位 上手な「休憩」で学びの「質」が上がる
第4位 「ごほうび」でドーパミンを活性化する
第5位 ゴールから「逆算」して計画を立てる
第6位 スキマ時間を活用する
第7位 「集中しやすい空間」をつくる
第8位 一夜漬けはしない。よく眠る
藤吉 豊, 小川 真理子 『「勉強法のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』(日経BP)
この中に聞いたことが無い勉強法はありません。それくらい、みなが口をそろえて「大事だ」といわれている勉強法です。
「さらによい学びを実現する12のポイント」、「学びを継続し、目標に到達する20のコツ」合計40個の勉強法が紹介されています。
付録に書いてある内容がこの本の真髄だ
付録1 「学びのしくみ」を最初に理解しておこう
付録2 「勉強法のベストセラー100冊」のポイントを、勉強ステップごとに整理してみた!
付録3 読書は人生最高の学び
藤吉 豊, 小川 真理子 『「勉強法のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』(日経BP)
勉強法を広く浅くサッと学べる
広く浅く、手軽に学べる分、それぞれの本の著者が“本当に言いたかったこと”まではわかりません。各書籍の真髄に触れるにはやはりその本を読むことが良いでしょう。
どの本から引用したのかも明記されており、書籍リストも記載されているので、この本を入口としてさらに深く学んでいくことができます。