カカオトーク・YouTubeでは年齢が上がるほど広告のクリックや購入が多くなる?

ソーシャルメディア広告は主に若年層を狙っているのに対し、広告クリックと実際の製品購買につながる場合は高年齢層で行われることが分かった。(문화일보)

記事の日時:2023-02-18

年齢が高くなるほど、製品購買につながるソーシャルメディア広告反応が高い?

韓国の教育部と韓国研究財団が支援する研究によると、カカオトーク、インスタグラム、ユーチューブの広告効果を調査した結果、年齢が高くなるほど、製品購買につながるソーシャルメディア広告反応が高くなることが分かった。

カカオ・YouTube・インスタグラムでの広告反応の違い

カカオトークの場合、年齢が高く、ソーシャルメディアと関心事間の関連性を強く感じる人ほど、広告クリック確率が増加すると分析された。また、女性の広告露出後、製品購買が男性より1.42倍増加することが把握された。

ユーチューブの場合も、年齢や利用頻度が高い人ほど、製品購買に肯定的な影響を及ぼすことが分かった。年齢が1歳増加するほど製品購買確率が1.1倍、利用するソーシャルメディア数が1つ増加するほど1.1倍高くなることが分かった。

インスタグラムの場合、女性や利用頻度が高い人ほど広告クリックに肯定的な影響を及ぼすことが分析された。男性より女性が1.64倍、利用頻度が強い集団に比べて弱い集団が1.79倍多く広告をクリックするものと分かった。

研究陣は「カカオトークとユーチューブで利用者年齢が高くなるほど広告クリックと広告露出以後、製品購買が増加することが確認されたが、このような現象は今までソーシャルメディア研究が若い年齢層を対象に進行されてきた点を考慮すれば新しい示唆点を与えるものである」と指摘している。

(記事の内容・要約ここまで)