ITの発展と一緒に見るテレビ&メディア史 勉強ノート

中田敦彦さんのYouTube番組が面白かったので、番組の内容をもとに日本のメディア史と日本史をまとめてみました。

メディアと広告は切っても切れない関係。

テレビ時代の到来(1950~1960年代)

日本メディア媒体広告業界
1945終戦NHKラジオ 玉音放送
1950朝鮮特需民間ラジオ放送の自由化
1953民放が開局(日本テレビ)
開局順にチャンネル順割り当て
1955高度経済成長期日本電報通信社が
「電通」に社名変更
1957石原裕次郎 全盛期
六社協定

1958東京タワー完成
三種の神器
1959フジテレビ、テレ朝開局
1961プロ野球(巨人)
相撲(大鵬)
1962電通が民放と協力して
ビデオリサーチ社設立
1964東京五輪開催テレビの普及率アップ
美空ひばり「柔」
1967BI砲
 ジャイアント馬場、猪木
1968GNP世界2位TV「夜のヒットスタジオ」
1969大阪万博開催TV「8時だョ!全員集合」
1971大映破綻
日活、一般映画撤退
ポルノ映画業界へ

1950年代

  • 開局順にチャンネル順割り当て
  • プロレスが大人気(力道山)
  • 電波塔である東京タワーの完成
  • 六社協定(松竹、東宝、大映、新東宝、東映、日活)→「映画スターをテレビに出さない」
  • 巨人大鵬卵焼き
  • 撮るだけで成立するコンテンツ
  • ビデオリサーチ社→視聴率
  • アメリカの視聴率調査会社ニールセン
  • 美空ひばり「柔」→「日本の魂は柔道にあり」

バブル期到来(1970~1980年代)

日本メディア業界広告業界
1971大映破綻
日活、一般映画撤退、
ポルノ映画業界へ
1973山口百恵デビュー電通 広告世界1位に
19743Cの普及
(クーラー、カー、
カラーテレビ)
カラーテレビ普及率90%
1975TV「欽ドン!」
1976ビデオデッキ発売
1978TV「ザ・ベストテン」
1980山口百恵引退
松田聖子デビュー
1981ひょうきん族(BIG3の出現)
1982TV「笑っていいとも」
中森明菜
小泉今日子
1985プラザ合意
 円高ドル安に
おニャン子クラブ
1986日銀が金利を下げ
 バブル景気に
1988ISDN回線のサービス開始TV「みなさんのおかげです」
1991日銀が金利を上げ
 バブル崩壊
  • 電通はメディアエージェンシーとエージェンシーどちらも担う。トータルプロデュースを行う会社

ピークを迎えた後の平成30年(1990~2000年代)

日本/ITの発展メディア業界広告業界
1991日銀が金利を上げ
 バブル崩壊
家庭用ビデオ普及率90%越え
TV「ごっつええ感じ」
1992TV「電波少年」
TV番組はロケの時代へ
1994TV「HEY!×3」
1995Windows95発売安室奈美恵
1996Yahoo!JAPAN
 日本でサービス開始
TV「めちゃイケ」
TV「SMAP×SMAP」

1997ニールセン契約解除
1998CD売上ピーク
宇多田ヒカルデビュー
1999ドコモ「iモード」
 サービス開始
2000Google日本語版登場
ADSL回線サービス開始
2001iPod発売
ドコモ3G「FOMA」開始
音楽ダウンロード配信が拡がる
TV「M-1グランプリ」
2003地デジ放送の導入開始
TV「エンタの神様」
TV「アメトーーク!」
2004日本の人口がピークに
Facebook誕生
2005YouTubeサービス開始TV「ヘキサゴン」
AKBデビュー
2006ワンセグサービス開始
ニコニコ動画サービス開始
GoogleがYouTubeを買収
2007iPhone発売(アメリカ)YouTube国内利用者
 1,000万人を突破
2008iPhone発売(日本)
Twitter日本版公開
NHKオンデマンド開始
  • 失われた30年:経済の低迷
  • TV番組はスタジオセットからロケの時代へ(例「電波少年」)
  • セットを組むよりロケのほうが予算を抑えられる
  • ロケ撮影の機材の音声が聞きにくかったためテロップ入れ。後の主流に
  • 音楽番組は派手なセットからトーク中心に(例「HEY!×3」)
  • 個人視聴率はぼかしたまま
  • TV番組は無名の若手芸人の芸を”映すだけ”の番組が主流に
  • スポーツ観戦と同じように

スマホ時代到来、令和へ(2010~2020年代)

YT:YouTube

日本/ITの発展メディア業界広告業界
2008iPhone発売(日本)
Twitter日本版公開
YT「HIKAKIN」ch設立
2010スマホ普及率は4%
Instagramリリース
2011東日本大震災
中国がGDP世界2位、
日本は世界3位に
LINEリリース
20124G通信サービス開始YT「はじめしゃちょー」設立
2014TV「いいとも」終了
YouTubeのTVCM放映
2015スマホ普及率51.1%に音楽定額配信サービス
 サブスクの本格化
子供向けサービス
 「YouTube Kids」
2017仮装通貨ブーム到来
2018TikTokサービス開始TV「めちゃイケ」終了
2019小学生のなりたい職業1位
「YouTuber」に
スマホ普及率90%越え
5G通信サービス提供開始

ネットの広告費が
テレビの広告費を逆転
2020コロナ禍BTS
個人視聴率を発表
2021東京五輪電通本社ビル売却
2022
  • スマホの普及、コロナ禍におりテレビ離れが加速
  • TikTokは中国資本