Chat GPTを語学学習に活かす方法

Chat GPTを語学学習に活かしたい!

今話題のChat GPTとは、ユーザーが入力する文に対して、自然な返答することができるAIです。このChat GPTの特性を活かせば語学学習に役立ちます!ということで…

先人の知恵をお借りして、Chat GPTを活用した語学学習を紹介します

語学学習に活かすためにChat GPTの特徴を知る

Chat GPTの特徴

・自然な言葉遣いで返答ができる
・多様なトピックに対応
・会話ロールプレイが可能
・文章の添削が可能
・さまざまな言語にも対応

Chat GPTは大量のテキストデータを学習しており、人間に近い文章を生成することができます。対話型のAIで、文字のやりとり(チャット)をすることで様々な話題に答えたり、問題を解決することが可能です。

これらの特徴を活かして、特定の単語を含めた文章を生成させたり、作文の添削をさせたりすれば、語学学習に大いに活かせるわけです。

Chat GPTを使う前に知っておきたいこと

  • 「プロンプト」とは、AIを動かすための指示文のことを指します。
    Chat GPTは都度文章を生成しているため、同じプロンプトを使用しても違う結果が返ってくることがあります。
  • Chat GPTのような文章生成AIは、名前の通り文章を作ることが得意。
    その分、間違った情報もいかにもそれらしく説明することも得意です。
    今後精度はさらに向上すると思いますが、現時点ではその点をしっかり理解した上で利用することをお勧めします。

Chat GPTを使った語学学習の方法

英単語学習

覚えたい単語を含めた文章を作成させる

覚えたい単語を羅列し、自分が興味のあるテーマで、ChatGPTに文章を生成させるワザ。
単純に「XXXという単語を含めた文を作って」ということも可能ですが、自分が興味のあるテーマに絞ることで、覚えやすくなります。
さらに「その単語を太字にして」という指示文を一つ足すことにより、単語学習がより効果的になりますね。

例文と訳文をテーブル形式で出力することも可能

同じく覚えたい単語を含めた例文をChat GPTに作らせる方法です。
こちらの方は、子どもの練習用にということで単語数と使用する文法を制限しています。
また、出力形式を「テーブル」に指定することで見やすい形になっています。

穴埋めの問題形式で出力することも可能

こちらの動画内で紹介されている方法の一つに「穴埋め問題で出力する」という方法がありました。
動画内では同じ選択肢になってしまっていたので、筆者の方で少し手を加えたバージョンがこちら。

プロンプトはこちら。「答えは書かないでください」がないと、問題文の下にすぐ答えを書く場合があります。
問題文作成プロンプト

XXX
XXX
XXX

上記の単語が正解になるように英文の穴埋め4択問題を●問作ってください。
選択肢の単語はCEFRが同じレベルのものをランダムに配置してください。

英作文の添削

Chat GPTは米国のAI研究所が作ったものです。AIが学習するデータの母数も英語の方が圧倒的に多いため、日本語より英語の方が得意です。

外国語で書いたエッセイやリポートを、Chat GPTに「添削して」と投げかけるだけでも有用ですが、この方はさらにCEFR判定→C2レベルの文章生成まで促すといった使いこなし方をされています。

外国語の翻訳

Chat GPTは翻訳も可能です。英語やヨーロッパ言語の翻訳AIといえばDeepL。
DeepLと比べても同等かそれ以上にナチュラルな翻訳をしてくれます。

英語以外の外国語学習にも使える

Chat GPTはさまざまな言語にも対応しています。
例えば、韓国語の場合で同じように例文を作ってもらいました。

韓国語でも十分活用できる!
Chat GPTを活用した韓国語学習の例に詳しく書きましたのでそちらもご一緒にどうぞ!

他にもChat GPTの活用方法まだまだあるはず。今後とも、加筆していきます!