韓国のTOEIC過去問は、なぜ上級者向けなのか?

TOEICの過去問題集は韓国でのみ発刊されており、日本では発刊されていません。この過去問題集は、なぜ日本のTOEIC受験者、特に上級者向けと言われるのでしょうか?その理由と、この過去問題集を最大限に活用するための方法を探ります。

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韓国で出版されているTOEICの過去問の買い方。最新版はどれ?

韓国のTOEIC過去問の特徴

日本の公式問題集韓国の公式過去問
収録内容模試2回分過去問7回分+模試2回分
収録問題数400問/冊1000問/冊
分冊分冊なしリスニング・リーディングで分冊
リスニング音声公式スピーカー公式スピーカー
解答・解説
の言語
全て日本語全て韓国語
入手可能な所全国の書店Amazonなどのネットのみ
価格3,300円3,000〜4,000円
最新刊出版2022/10/152021/12/13
TOEIC公式問題集比較表
  • リスニングとリーディングで書籍が分かれている
  • 1冊の収録問題数が1000問である
  • 解説部分はすべて韓国語である

TOEICの過去問題集は、韓国でのみ発刊されており、日本では発刊されていません。
その理由は定かではありませんが、韓国でのTOEIC需要の高さが起因していると考えられます。
韓国では大学の卒業要件や就職時に700点以上を求められることも多々あります。

韓国のTOEIC事情について詳しく書いた記事はこちら↓
韓国のTOEIC事情、スコアインフレの背後にあるもの

韓国のTOEIC事情、スコアインフレの背後にあるもの 韓国のTOEIC事情、スコアインフレの背後にあるもの
とにかくTOEICの過去問を買いたい方は

・韓国版TOEIC過去問のリスニング編
ETS TOEIC 定期試験既出問題集 1000 Vol.3 LISTENING

・韓国版TOEIC過去問のリーディング編
ETS TOEIC 定期試験既出問題集 1000 Vol.3 READING

日本のTOEIC受験者にとっての注意点

解説部分が全て韓国語で書かれているため、日本人受験者にとっては読み難いのが難点です。
韓国語が読めない場合、翻訳アプリのカメラ機能を使うなどする必要があります。

また、1冊あたりの収録問題数が1000問と多いため、一冊をすべて解くには相当な時間と労力が必要です。

韓国のTOEIC過去問が向いてない人

・TOEICの勉強を始めたばかりで、解答の解説が必要な人
・問題を解くことに慣れていない人

逆に言えば、解説が必要ないレベル、TOEIC上級者の方にはオススメです。
1冊あたりの収録問題数が1000問と、大量の問題を解きたい方にもおすすめです。

韓国のTOEIC過去問は上級者向きだが…

韓国のTOEIC過去問を買うべき人

・TOEIC800点以上~*で、解説がなくても問題ない人
・とにかく大量の問題を解きたい人

(*800点は目安です)
韓国で発刊されているTOEIC過去問題集は、解説がなくても問題ないレベルで、とにかく問題を解きたい人、韓国語も一緒に勉強したい人には超おすすめです。これらの人々は、過去問を解きまくることで、TOEICのスコアアップを望めます。

最新の韓国版TOEIC過去問題集:リスニング編

最新の韓国版TOEIC過去問題集:リーディング編

韓国で出版されているTOEICの過去問の買い方を詳しく書いた記事はこちら↓

韓国で出版されているTOEICの過去問の買い方。最新版はどれ?