TOEICの過去問題集は韓国でのみ発刊されており、日本では発刊されていません。この過去問題集は、なぜ日本のTOEIC受験者、特に上級者向けと言われるのでしょうか?その理由と、この過去問題集を最大限に活用するための方法を探ります。
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韓国で出版されているTOEICの過去問の買い方。最新版はどれ?韓国のTOEIC過去問の特徴
- リスニングとリーディングで書籍が分かれている
- 1冊の収録問題数が1000問である
- 解説部分はすべて韓国語である
TOEICの過去問題集は、韓国でのみ発刊されており、日本では発刊されていません。
その理由は定かではありませんが、韓国でのTOEIC需要の高さが起因していると考えられます。
韓国では大学の卒業要件や就職時に700点以上を求められることも多々あります。
韓国のTOEIC事情について詳しく書いた記事はこちら↓
韓国のTOEIC事情、スコアインフレの背後にあるもの
・韓国版TOEIC過去問のリスニング編は
「ETS TOEIC 定期試験既出問題集 1000 Vol.3 LISTENING」
・韓国版TOEIC過去問のリーディング編は
「ETS TOEIC 定期試験既出問題集 1000 Vol.3 READING」
日本のTOEIC受験者にとっての注意点
解説部分が全て韓国語で書かれているため、日本人受験者にとっては読み難いのが難点です。
韓国語が読めない場合、翻訳アプリのカメラ機能を使うなどする必要があります。
また、1冊あたりの収録問題数が1000問と多いため、一冊をすべて解くには相当な時間と労力が必要です。
・TOEICの勉強を始めたばかりで、解答の解説が必要な人
・問題を解くことに慣れていない人
逆に言えば、解説が必要ないレベル、TOEIC上級者の方にはオススメです。
1冊あたりの収録問題数が1000問と、大量の問題を解きたい方にもおすすめです。
韓国のTOEIC過去問は上級者向きだが…
・TOEIC800点以上~*で、解説がなくても問題ない人
・とにかく大量の問題を解きたい人
(*800点は目安です)
韓国で発刊されているTOEIC過去問題集は、解説がなくても問題ないレベルで、とにかく問題を解きたい人、韓国語も一緒に勉強したい人には超おすすめです。これらの人々は、過去問を解きまくることで、TOEICのスコアアップを望めます。
最新の韓国版TOEIC過去問題集:リスニング編
最新の韓国版TOEIC過去問題集:リーディング編
韓国で出版されているTOEICの過去問の買い方を詳しく書いた記事はこちら↓
韓国で出版されているTOEICの過去問の買い方。最新版はどれ?